オービスが光る速度・罰金の金額は?|対策や違反時の流れなど

豆知識

自動車を運転している方なら、誰もが気にしているであろう存在

オービス(自動速度違反取締装置)。

 

私もオービスを光らせてしまったときは

不安で仕方ありませんでした・・・。(-_-;)

 

オービスに撮影されてからナンバーや顔写真から

本人が特定され次第、通知書が送られてくるのですが

通知が来るまでの間がかなりハラハラするんですよね(笑)

 

今回はオービスを光る速度や罰金の金額、

そしてオービスを光らせてしまった方に

これからの流れについて、解説させていただきます。

 

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オービスとは?

 

自動速度違反取締装置のことを、通称「オービス」と呼んでいますが

オービス(ORBIS)とはボーイング社が開発したスピード測定器の名称で

それ以外の取締機をオービスと呼ぶのは間違いなのですが

他の取締機も含めた総称としてオービスと呼ばれています。

 

オービスと言えば速度の取締機だとわかるので

そこまで気にする必要はないと思いますが・・・。

念のため説明させていただきました(´∀`)

 

オービスが光る速度は?

 

オービスが光る速度は一般的には一発免停になる速度と言われています。

 

・一般道の場合:制限速度から30km/h以上オーバー

・高速道路の場合:制限速度から40km/h以上オーバー

 

つまり、50km/h制限の一般道の場合は80km/h以上の速度だと

オービスがパシャッと光るわけですね。

 

基本的にはこのような設定をしているようですが

稀に15km/hオーバーなどでも撮影されることがあるそうです。

 

なぜオービスは光るのか?

 

昔のオービスに使用されていたカメラでは

夜間の撮影時に赤外線を照射する必要があったため

ドライバーは撮影されたことを確認できました。

 

しかし、現在はカメラの技術が進歩していますので

高感度での撮影が可能になっています。

 

なので本当は撮影時に光らせる必要はないのですが

ドライバーに撮影したことを伝えるために光らせているそうです。

 

ただ違反を取り締まるだけではなく、撮影したことを知らせることで

それから注意して速度を抑えるように促すためだそうです。

 

違反点数は?

 

オービスは基本的に、一般道であれば30km/hオーバー

高速道路は40km/hオーバーで撮影されます。

 

30km/h~50km/h未満のオーバーは6点

50km/h以上のオーバーは12点です。

 

違反点数6点で免停処分なので、

オービスに撮影されると一発で免停になります。

 

罰金の金額は?

 

速度違反による反則金は、基本的に金額が決まっていますが

オービスに撮影される一般道30km/hオーバーや

高速道路40km/hオーバーの場合は

簡易裁判によって罰金の金額が決められます。

 

大体この金額が最低6~10万円と言われています。

約8万円程度が相場とも言われていますよね。

 

未成年の場合は罰金がない!?

 

30km/h以上の速度超過は反則金ではなく

裁判による罰金刑、刑事処分です。

 

なので未成年の場合は家庭裁判所に送られて

交通保護観察処分になります。

(真面目にしていれば3ヶ月間、毎月1回だけ講習的なのを受けるだけです。)

 

悪質な危険行為と見なされる場合(60km/h以上の超過)や

成人同等の支払い能力があると家庭裁判所が見なした場合は

罰金になる可能性があるという噂もあります。

 

私の場合ですが18歳で正社員で働いていましたが

罰金無しで交通保護観察処分で済ませていただけました。

 

オービスの対策は?

 

制限速度をしっかり守って運転するのはもちろんですが

流れの早い道路だったり、下り坂などで

気づかないうちにスピードを出してしまうこともあると思います。

 

オービスがある場所を知ってさえいれば

事前にスピードを抑えることができますよね。

 

事前警告表示

 

オービスが設置されている場所から1~3kmの間に

少なくとも2つこの看板が設置されています。

 

これは撮影される運転手や同乗者の肖像権に配慮するための

「事前告知」の役割で設置されています。

 

レーダー探知機やスマホアプリ

 

オービスやネズミ取りの対策としてレーダー探知機は有名ですよね。

 

また、スマホの無料アプリでもオービスの場所を

教えてくれるアプリがあります。

 

スマホアプリの場合、ネズミ取りが多い場所はわかりますが

探知機のようにピンポイントで現在行われているかを

知ることはできないので注意しましょう。

 

オービスに撮影された!このあとの流れは?

 

オービスに撮影されたあとは、違反したことを知らせるための

「通知書」というものが送られてきます。

 

通知書には、出頭する場所や日時、持ち物などが記載されています。

ちなみに出頭する場所は撮影されたオービスの設置されている場所を

管轄している警察署です。

 

なので旅行先などで撮影されてしまったら

とても大変なことになります(笑)

 

通知書が来る時期は?

 

通知書は大体2週間~1ヶ月程度で届きますが

デジタル式のオービスの場合は、

撮影されてすぐに警察署にデータが送られるので

2,3日で届くこともあります。

 

古いフィルム式のタイプのオービスの場合は

管轄している警察署によって

フィルムを回収する間隔が違いますので

遅いときには半年経ってから届くこともあるそうです。

 

また、レンタカーなどで本人特定が遅れる場合などに

通知書が来るのが遅くなります。

 

通知書が来ない場合って?

 

ソワソワしながら待っていたのに

いつまで経っても通知書が来ない!ということもあります。

 

しっかり映っていない

 

ナンバーやドライバーが鮮明に映っていないときは

確証の得られる証拠とならないので

通知書が送られてこない場合があります。

複数の車が映っている

 

オービスに撮影されたときに、隣に車がいた場合など

どちらが違反している車なのか特定できずに

通知書が送られてこない場合があります。

フィルム切れ

 

デジタル式のオービスなどの場合にはありませんが

フィルム式のオービスはフィルム切れがあります。

 

フィルムを切らしていても、スピード測定とフラッシュはされるので

運転手から見ると撮影された気分になりますが

撮影された画像を記録するフィルムがないので

もちろん通知書は来ません。

 

交通違反は3年で時効なので

3年間、通知が来なければ時効となります。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

やはり制限速度をしっかり守ることは大切ですよね。

罰金の金額も最高10万円ととても高額ですし、

なによりスピードを出して走ることは危険です。

 

事故を未然に防ぐためにも

万が一の事故の場合でも、被害を抑えるために

制限速度を守ることは大切です。

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